何だか胃腸の疲れているひと、多くないですか？

こんばんは
漢方の知恵を少しでもお伝えしたい
岡山市の柿の木薬局、店長のフジマキです。

今日も一日、処方箋との格闘、終わりました(^.^;

で、今日の傾向は、夏の疲れか？胃腸の不調を訴えるひとが多かったです。

夏の終わり？団扇が季節外れ感を醸し出してます・・・

今日は、ムカムカ、つかえ、胃の痛み、何となく軟便などなど・・・・

そのなかには、胃カメラ、CTしたけど異常が見つからなかったという方もおられました。

胃カメラやCTで異常が無いのに、ムカムカなどの胃腸症状があることを専門用語で「機能性ディスペプシア（略してFD）」なんて言います。

日本人の1～２割の方がこんな症状があると言われています。

昔だったら、「ハイ、慢性胃炎ね」で終わりだったのかもしれません。

こんな色んな検査をしても異常が見つからないような症状にも、漢方は良く効きます。

たぶん、今、胃腸の調子の悪い方々は、夏の疲れだと思います。
冷たい物の飲み過ぎ、冷たい物や生もの脂っこい物の食べ過ぎ、クーラーの使いすぎで体が冷えているなどなど・・・

色んな漢方薬が使えます。

中でもボクが好きなのは「半夏瀉心湯（はんげしゃしんとう）」です。
この漢方薬に生姜のしぼり汁を加えて飲むと更に良いかもしれません。

漢方薬は胃カメラもCTもない時代からあって、
その方のつらいと言う症状や舌や脈を診て薬を考えているんです。
だから、現代医療で様々な検査をして異常が無くても、使ったら効くんですよね～

現代医療で身体に異常が無いことを確認するのも、大切ですよ(^_^)

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