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実践漢方講座 第3回「下痢・過敏性腸症候群」

実践漢方講座 第3回 「下痢・過敏性腸症候群」
【内容】
1)現代医学での下痢について
下痢とは.JPG
・下痢の原因
・便の性状
・下痢症状の分類
・問診
2)漢方での下痢について
泄瀉.JPG
・泄瀉、便溏、五更瀉
・問診
・病因と処方
【ちょっと詳しく】


漢方的な病因と治療
☆実証(急性)
①外感泄瀉(感受外邪)
胃腸風邪に代表される。湿邪と深く結びつき、季節性が強い。
[処方]
・香蘇散:風邪か食中りか分からない時の第一選択
・胃苓湯(平胃散+五苓散):藿香正気散の代用として
勝湿顆粒(藿香正気散):夏の感冒、暑さによる食欲不振、下痢、全身倦怠
             冷たいビールの飲み過ぎで下痢
             暑気あたりで下痢
②食傷泄瀉(飲食失調)
暴飲暴食や偏食が原因で起こる下痢。
[処方]
半夏瀉心湯.JPG
・半夏瀉心湯:胃熱脾冷(寒熱錯雑)
       冷えたビールは呑みたいけど、翌日は下痢
・黄連解毒湯
☆虚実混在
③肝鬱泄瀉(肝気鬱結)
精神不安定によって起こる下痢。
女性では月経不順、月経前症候群などがある事が多い。
緊張すると下痢、胸脇の張り、げっぷ、食欲不振
[処方]
・加味逍遥散
・柴苓湯(小柴胡湯+五苓散)
☆虚証(慢性)
④気虚泄瀉(脾胃虚弱)
脾胃の働きが弱まり起こる下痢
食欲不振、顔色が艶がない、未消化物の混じった下痢
[処方]
補中益気湯.JPG
・補中益気湯
・六君子湯
・小建中湯:小児の脾胃虚弱に
・啓脾湯
・星火健脾散(参苓白朮散)
⑤陽虚泄瀉(腎陽虚弱)
全身の臓腑を温める腎の働きが弱まり起こる下痢
[処方]
・真武湯
☆民間薬
・ゲンノショウコ:軟便と下痢の両方に効果有り。
         長く煎じて収斂性のあるタンニンを溶出させると下痢止めになる。
【印象に残ったワンフレーズ】
「下痢と便秘は反対語ではありません。下痢は便の性状で、便秘は便の回数。」
2011年8月9日 19:30〜21:00 
講師;緋田哲治(ふたば漢方薬局
参加:藤巻
【参考文献】
いかに弁証論治するか(東洋学術出版社)

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