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旬の食材「イチジクは胃腸の働きを活発にします」

こんばんは
漢方の知恵を少しでもお伝えしたい
岡山の柿の木薬局店長フジマキです。

イチジクの実を「無花果(むかか)」と呼びます。
花が無いのに実が出来ることにちなんで無花果と呼ばれているようですが、実だと思って食べている部分は花がたくさん密集して出来ているんですね~

茎や実から白い汁が出ますよね。
この汁が皮膚につくと痒くなるんですが、この汁の成分はタンパク質を分解して、消化吸収を促進します。

実を食べると、咽頭痛や声がれ、便秘、痔の腫れ物などに効果が期待できます。

イチジク

今日も喉が痛いとか、声が嗄れているという方に薬が出ていましたが、イチジクを食べるとイイよと言ってあげれば良かったなぁと反省です(^.^;

☆部位と採集時期
葉、果実。夏~秋。
成熟した実はそのまま陰干しにする。
葉は摘み取り、細かく刻んで陰干しする。

☆薬効と使用方法
①茎、葉の切り口より出る白い汁は、痔、イボに塗ると効果がある。
注意!!)健康な皮膚に付けると痒くなるので注意してください。

②乾燥した葉を入浴剤にすると、痔、神経痛、冷え性などに効果がある。

③果実を食べるか、乾かした実や乾かした葉を煎じて服用すると痔、便秘、二日酔いに効き、また消化を助ける。

あの外見で好き嫌いが分かれると思いますが、胃腸の働きを助けて、便秘を改善します。
便秘気味の方や喉が腫れているような方は、是非試して欲しい食材ですね!!

☆柿の木薬局のホームページ

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