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舌にもいろいろありますね〜

こんばんは
漢方の知恵を少しでもお伝えしたい
岡山の柿の木薬局店長フジマキです。

さっき、TVでバレーボールを見ていたら、ベルギーの選手がベロを出した映像が映りました。
紫でした。

これは、酸欠なんでしょうか・・・・

この舌の映像、この選手に色々と質問するとどんな状態か分かると思いますが、この映像だけではあまり多くの情報は得られません。

薬局では、いろんな情報と舌の状態から、その方の体調を中医学的にどんな状態か考えていきます。

最近、暑いので水分を飲み過ぎていて、舌の苔がべっとりと付いている状態が多くあります。

もともと、日本は島国で回りを海に囲まれていますから、湿度は高めです。
夏は気温が高くなって、水分の摂取が増えると胃腸はいつも以上に水分量を正常に保つために働かないといけません。

さらに、現代では冷蔵庫の普及で、冷たい飲み物が簡単に手に入ります。

冷たい飲み物や食べ物を食べて、排泄されるオシッコやウンコは温かいですよね。

冷たい飲み物や食べ物を胃腸の中で、体温まで温めるエネルギーが必要になっている訳です。

その温めるエネルギーがいつも以上に必要になるので、カラダはエネルギーが不足して「カラダがだるい」という症状が出やすくなります。

以前にも書いたかも知れませんが、日本人はひ弱(脾弱)な人種と表現される事があります。
脾とは、中医学の考え方で消化吸収の役割を持つ内臓のことです。

さっきも書きましたが、日本は島国で回りを海に囲まれて湿度は高めです。
この湿度がカラダにも影響するので、胃腸は不必要な湿気を排泄するのに疲れています。
夏は気温が高くなって、水分の摂取が増えると胃腸はいつも以上に水分量を正常に保つために働かないといけません。

消化吸収の機能が弱い(脾弱・ひ弱)な日本人と対照的に、中国人は偉大(胃大)と表現されることがあります。

中国の人は、胃が大きい=食べる量が多いという事のようです。

日本人は脾弱な民族ですから、日頃から胃腸に負担をかけすぎないようにするのが大切です。

夏の疲れが出てきやすい季節です。
水分の摂りすぎ、冷たい物の食べ過ぎ飲み過ぎに気を付けて、お過ごし下さいね。

冷たい物を飲んだり食べたりしたら、カラダを温めるように温かい飲みのもや食べ物を食べたり、湯舟に浸かってカラダをあたためたりしてくださいね~

それでもダメなら、漢方薬という手もあります・・・

長男の舌
子供の舌が健康な舌の基準と言われています。
でも、なかなか子供の舌を観察する事が出来ません・・・
じっとしてくれないんですよ・・・

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