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「在宅における心不全のみかた」っていう勉強会に参加してからが大変だった

今日は風邪の患者さんの処方箋が多かった柿の木薬局でした。

夜に、岡山市医師会主催の「在宅における心不全のみかた」という勉強会に参加しました。

心臓専門の先生からの心不全ってこんなんだよ~っていう講義があったのです。

そのあとで、症例が2つ示されまして、それぞれ在宅でどうしましょうかというグループディスカッションになりました。

二つの事例とも結局は病院に再入院されて亡くなられた例で、在宅でハッピーにはならなかったのです。

この勉強会で感じたのは、心不全ってガンと同じように死んじゃう病気なんだということをもっと患者も家族もわからないといけない事

病院の先生も家族も、どこまで治療するかって、ちゃんと話をしてわかっとかないとズルズルと濃い治療が続いちゃう事

そんなちょっと深~いお勉強会のあと帰宅すると、とんでもない現実が待ってました!!

認知症の母親(お風呂に何ヶ月も入ってないのですが)の皮膚が、とんでもない事になってました~
ボクが帰宅する10分ほど前に、突然、妻のところに相談に来たそうです。

写真は、エグすぎて載せられません。
背中は褥瘡?胸はカンジダ?

よくもこんなになるまで放置していたなと思います。
多分、漢方の勉強会の講師をするときに、お見せ出来ると思います。

今日の勉強会でも、他人との関わりが少ないと病気が悪化しやすいと言ってましたが、まさにそれでした。

家族でも、容易に立ち入れない老夫婦の生活は、完璧に破綻していたという事なんでしょうね・・・

この皮膚の病気がきっかけで、他人の介入を許してくれるようになればいいのですが・・・

家族が隣に住んでいてもこれですから、独居とかだったら・・・・

家に閉じこもっている老人の危うさを実感しました。

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