Blogs

【スパルタブログ道場】薬剤師という仕事の良さとこれからの課題

最近、様々なメディアで調剤薬局バッシングがされています。

5月11日の朝日新聞でも、ある調剤薬局での問題を大きく報道していました。

薬局の事務員さんが無資格で調剤していたという問題!!

朝日新聞

薬剤師って資格は何なんでしょうかね~

調理師免許持ってても、料理が旨いわけじゃない事もある。

車の免許持ってても、車の運転が下手なヒトもいる

医師免許もってても、病気の治療が出来ない医師もいる

薬剤師免許もってても、うーん、何が出来れば良いんだろう

そうなんです、薬剤師の仕事っていうのが、ハッキリ分からないんです。

薬を渡すヒトだったら、確かに事務員さんでも出来るかも

今回、問題になっている粉薬や液薬、軟膏の混合も器械で出来る時代です。

調理師免許を持っているヒトが、みんなに喜ばれたら飲食店が繁盛します。

医師免許もっているヒトが、いろんな病気を治したら病院は患者さんで溢れる?

薬剤師免許持っているヒトは、どうやってみんなに喜んでもらうか?
なんだか、そこの視点がいまの調剤薬局や薬剤師には欠けていると思います。
どんな、薬剤師の仕事がみんなに喜んでもらえるのか?
一般用医薬品(処方箋無しで買える医薬品)の販売なのか?
在宅医療への貢献なのか?
処方箋調剤なのか?

調剤薬局の場合、患者さんを待たせないと喜ばれると考えているンじゃ無いかな?
ファーストフードと同じですよね。

でも、正直、ウチの店でもそれ重要です。

多くの患者さんが、早く薬をもらって帰りたいと思っていると考えています。

そうじゃなくて、薬の情報を薬剤師から色々と聞きたい患者さんもいるはずです。

だから、こんなブログも書いちゃいました。

今回の新聞報道の問題とは直接関係ないですが、そんな事を考えました。
薬剤師だから出来る事、薬剤師しか出来ないことって何なのか、よーく考えてみたいと思います。

そうなると、お薬の専門家として持っている知識をどう生かすかっていうことだと思うんです。
生かし方は色々あります。
医師が気付かない様々な患者さんの訴えから、お薬の副作用を疑って処方を変更するとか

でも、なかなかその知識を生かせていない

現時点ではあまり患者さんに、薬剤師の役割が分かってもらえていない

同級生の医師に言われた事があります。
「門前の調剤薬局って、リスク少ないよね!!」
確かにそう思います。

集客するのは、立地条件だけと言っても過言ではありません。

薬剤師が雇えないから、人材が待遇の良い大手に集中するから・・・

でも、そうなるとネット通販の影響で
町から本屋さんが消えたと言うのと同じように、

ネット調剤が普及したら、町の調剤薬局も消えるんじゃないかなぁ

薬を渡すだけのお店から、早く脱却しないとやばいよね~と思う今日この頃のボクです。

でも、正確迅速にお薬を渡すのが、基本なのはありますよ。

薬剤師の足りてないところばかり書いちゃったみたいですけど、
基本的に医療関係の仕事は、感謝されることが多い仕事です。

誠実に毎日の仕事に取り組みながら、色々な情報を患者さんに出していくのは続けないとと思っています。

まぁ、このブログも情報発信の一つですから・・・

そうすれば、患者さんも喜んでくれることもあります。

薬剤師って真面目なヒトが多いから、100%を目指しちゃうんでしょう。
色々な情報を出しても、喜んでくれるヒトが1割いたらいいと思ってます。

☆柿の木薬局のホームページ

☆柿の木薬局へのアクセス

☆柿の木薬局の営業時間
月・火・木・金:9:00~19:00
水・土:9:00~13:00

☆漢方相談、承ります(^_^)
086-234-7676


Facebook
Twitter