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お医者さんの言葉と患者さんの気持ちと紫雲膏

今日は70歳半ばの女性Eさんです。

Eさんは、最近まで某大学病院に通院されていました。
「先生は検査値とパソコンしか見てない。全然、私の話を聞いてくれない。一方的に検査の結果を話されるだけ。」といつも話されていました。
最近は、他の総合病院に紹介してもらって、新しい先生とはコミュニケーションがとれているようでした。

でも、今日は「先生に眠剤をお願いしたら、そんなの要るのって言われてショックだった。」
たぶん先生はそんなにきつい言い方はしなかったと思いますが、Eさんにはショックだったようです。

なかなか症状も変化しないし、先生にも色々と相談したいのでしょう。

Eさん、長年に渡ってステロイドホルモンを内服されています。骨粗鬆症もあります。
ちょっとしたことで、ヘルペスが出てその後遺症にも悩まされています。
手指の症状も強力なステロイドを外用していますが、改善しません。

難しいですね~

ヘルペスが出やすいことからも、免疫力が低下しているのは明らかなようです。たくさんのお薬を服用されていますから、これに加えて漢方を増やすのは難しいでしょう。

何か出来ないかなぁと妄想の開始です。

今日は、以前にも買っていただいた紫雲膏を再度試していただくようにお願いしました。

紫雲膏には、一時流行った紫根(ムラサキの根)が入っています。ゴマ油、ラードを加熱して、そこに当帰(セリ科トウキの根)と紫根を入れて揚げながら成分を抽出して作ります。

ゴマ油のニオイがして、紫色の軟膏です。色がつくのが難点です。
寝る前にたっぷり塗って、手袋をしてもらえば何とかなるとアドバイスしました。

Eさんが、試してくれると良いのですが。

内服しなくてもいい方法、これからの妄想の課題ですね。
今日の妄想はこんな感じでした。

パンダラーメン

パンダラーメン?どんな味なのか妄想してます・・・


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