今日も一日バタバタと忙しかったです。
配達も3軒ほどあったりしました。
そんな一日だったんですが、新聞記事とリンクするような事があったんで紹介します。
今朝の新聞にこんな事が書かれてました。
新聞記事の内容をザックリ書くと、
①一人一人が一つの薬局だけで薬を出してもらえば、薬剤師が薬を一元管理できるので、ムダな薬が減らせるだろうという事
②これからの超高齢化時代の入院ベット不足に対応するために、在宅医療を推進するから、調剤薬局が病院の薬剤部みたいになりなさい。24時間対応したり、点滴も調剤しなさい。
そのうち①について、午前中にあった実話を紹介しながら、考えて見たいと思います。
たいした話じゃ無いですが・・・
患者Aさん、65歳女性
以前は公立の総合病院で、心療内科、内科、整形外科、耳鼻科、眼科を受診していた。
調剤はこの公立病院の門前薬局でしてもらっていた。
ところが、最近、この公立病院が移転(もうどこの病院か分かるかも・・・)
住居の近隣にある医療機関に紹介されるはめになり、5つの病院をはしごすることになりました。
しかし、内科は近くの総合病院の内科に通院しているらしく、院内処方なのです・・・
今日までに、心療内科と眼科、耳鼻科の処方箋は柿の木薬局に持って来られていました。
今日は眼科、整形外科、耳鼻科の3つの処方箋を持って、柿の木薬局に来られました。
もう、一日に3つの病院をはしごするだけでも大変だと思いますが・・・
で、整形外科からは心療内科から処方されている薬と耳鼻科から処方されている薬と重複する薬が処方されていました。
何で???
紹介状もちゃんとあるだろうし、お薬手帳も持っているし、
でも、何で同じ薬が出てるのーーーーーー?
本人に確認しても、話が通じません。コレが心療内科にかかっている理由だと思います。
結局、心療内科に確認してから、整形外科に電話して、心療内科と耳鼻科と重複している薬を中止してもらいました。
心療内科の医師も整形外科の医師も全然責任感がございませんでした。
だって、初めての患者さんだから分かりませんって感じです。
厚労省は調剤薬局で一元管理すれば、薬のムダが減るって思ってるようですが、その前に医師にお薬手帳のチェックや、紹介状をきちんと書くことを指導するべきじゃないかと思った次第です。
現に柿の木薬局では、もうひとつ総合病院の内科での処方は不明のママなんですから・・・
こんな事が日本中で起こっているんだと思います。
新しい病院にかかるときは、お薬手帳や、紹介状がある場合は紹介状を持って行きましょうね。
☆柿の木薬局のホームページ
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