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そろそろ3月なので、3月の養生です

今日も寒波の影響で寒い岡山市でした。
インフルエンザの患者さんも、今シーズンで一番多い?くらいでした。
もうすぐ3月ですが、なんとなくまだ冬という印象です。

これとは関係ないことですが、最近、父が怒りっぽくなってます。
昨日はヘルパーさんの連絡先の書かれたメモが部屋に3枚も貼ってあると言って、怒ってヘルパーさんに電話をしていました。
自分の自動車(2年ほど前に廃車にしています)が無くなったと言い出して、かなり興奮気味でした。
これも認知症の症状が進んだと言われればそうかもしれません。

でも、これって季節が春になってきていると考えると、ガッテンできることなんです。

春は「木の芽立ち」の季節です。植物が芽を出したり、昆虫や動物が活動を開始するのに地上にはい出してくるようになります。
大地のエネルギーが天に向かって上がってくるイメージです。

芽吹き
薬局の花壇にもヒヤシンスの芽が出てきています。

ヒトもこのエネルギーの上昇に影響されて、頭がふわーとしたり、血圧が高めになったりすることがあります。
これは気の巡りが過剰になって起こると考えられます。この過剰な気の巡りと関係あるのが「肝(かん)」と「血(けつ)」です。

 
「血」を貯蔵しているのが「肝」です。「肝」は春の木の芽立ちにも大いに関係します。
「肝」は自律神経系とも言われ、カラダ全体に適切に「気(エネルギー)・血・津液(しんえき)」を配分する役割があります。
「肝」に「血」が十分に貯蔵されていれば、カラダの外からの刺激(ストレスや木の芽立ちなど)にもゆったりと対応できるようになります。

また、春は痒みや赤みといった皮膚のトラブルが現れやすい季節です。
これは、冬の空気の乾燥や暖房の影響で、皮膚の潤いが不足することと、寒さによって皮膚が収縮して栄養をとどける「血(けつ)」の流れが悪くなることも原因です。
皮膚が乾燥してバリア機能が低下すると、花粉などの刺激も受けやすくなります。
皮膚や粘膜のバリア機能を落とさないためも、潤いを保つ事が大切です。

潤い(血と水)を保ってすこやかに過ごしていただくためには、心と体に潤いを与え、元気をつける食材がオススメです(^_^)

1)手羽先、豚足、オリーブオイル、はちみつ、きくらげ、ユリ根 など

2)松の実、ごま、はちみつなどからだに潤いを与える食材を食卓に常備する

3)ごま、クコの実、プルーンなどの血を増やす食材も常備しておくといいですね

桃の花
桃の節句ですよね~はじめて、桃の枝を買ってみました!!

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