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ちょっと春らしくなってきたので、春の養生を−2

いきなり夏の話になりますが、今年もたぶん暑い夏になると思います。
今から、カラダの暑さ対策をしておくことをおすすめします。

夏の暑さに対応するために大切なのは、カラダに十分な潤い(血液・細胞液)があるかどうかです。
漢方で潤いの元は「血」や「津液」です。
「血」はカラダの各部分に栄養や熱を送り届け、様々な部分を潤したり温めたりする働きがあります。
「津液」は「血」の働きを支えて潤す働きがあります。

からだの潤いが不足していると、暑さで発汗して、すぐに干からびてしまいます。熱中症です。
十分な潤いがあれば、ちょっと発汗しても、干からびずにカラダを冷ますことができます。

また、クーラー病も血液が十分にあると熱をうまく体中に循環させるので、冷えすぎを防ぐ事が出来ます。カラダの潤いは、外からの温度変化や乾燥の影響をやわらげてくれる大切な断熱材や冷却水のような役割をしてくれます。

血を増やして、カラダに潤いを保持するためには、美味しく食事がいただけることが大切です。

おすすめの食材は、
☆甘味のあるもの、黒いもので「血」を養う
なつめ、クコの実、にんじん、ほうれん草、トマト、黒ごま、黒きくらげ、黒砂糖、きな粉、レバー、鮭、鶏肉、豚肉など
お茶:ほうじ茶、紅茶(+ドライフルーツ、シナモン)穀類:黒米

春の季節におすすめの食材は、気持ちの昂ぶりを適度に発散させてくれるものを上手に組み合わせて下さいね。

☆香りの良いもの、酸味で「肝」をフォロー
ミツバ、パセリ、ネギ、セロリ、あさり、しじみ、竹の子、タラの芽、柑橘類、酢の物、香りの良いお茶、黒ごま、など

今から夏の事かよと思ったかも知れませんが、補うのにはとっても時間がかかります。
いまから、少しずつ気を付けてやってみてください。

さくら
桜も咲いてないのに夏の話とは・・・
夏の前に書いても、遅いので・・・
タイミングって難しい・・・



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