今日は比較的落ち着いていて、楽勝だと思っていたら、午後はバタバタだった柿の木薬局です。
さて、そんなこととは関係なく、今日はお薬の進化のことを紹介します。
お医者さんからもらうお薬で思い浮かべるのは、やっぱり錠剤じゃないでしょうか？
その錠剤、いろいろと進化しているのですが、今回は見た目の進化を紹介します。
錠剤（一部カプセルも写ってますが）はこんな感じで、色も形も大きさも様々です。
多くの錠剤に刻印と言われる記号や数字が入っています。
例えば、田辺三菱製薬の製品だったらTA 数字 みたな感じです。
だから、刻印を調べれば、錠剤だけの状態でも、これがなんという薬のどういう規格のものかがわかります。
でも、ボクが薬剤師になった２０年ほど前、刻印から製品名を特定するのは、それを記憶している薬剤師や調べる資料を持っている人しかできませんでした。
病院の採用薬の刻印を覚えているのが、出来る薬剤師でした。
それが、だんだんとインターネット上で調べられるようになってきたりして、比較的容易に刻印から製品名を調べることができるようになってきました。
それが今はインクジェットのプリンターと同じ仕組みだと思うんですが、印字の技術が進んで錠剤に製品名を印刷したものが出てきました。
製品名が印字されているので、この小さい文字が読めさえすれば誰でも薬の名前がわかるようになりました。
患者さん本人よりも、薬を扱う家族や介護、看護のみなさんもわかりやすくなってきました。
刻印を覚えていて、ソラで錠剤を鑑別するのができる薬剤師だったのが、誰でも確実に鑑別できるようになってきています。
薬剤師のお仕事も変わってきてます。
うーん、なにを言いたいのかわからなくなってきたので、寝ます〜
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