こんにちは
普通の調剤薬局なんですが、
漢方の知恵を皆さんに知ってもらいたい、
柿の木薬局店長のフジマキです
今日は土用の入りです。
土用の丑の日は29日みたいです
年々、ウナギが高級食材になってきている感じがしますね~
そのうち、こんなのぼりが見られるのは、土用の丑の日だけになったりするのかな~
このウナギに欠かせないのが、山椒ですよね。
お昼にウナギを食べたのですが、山椒が無かったのでちょっと寂しかったです・・・
今日は山椒のことをちょっと紹介します。
山椒の果皮は、冷えにより消化機能の低下したときに使う「大建中湯」という漢方薬に使われています。
山椒は全国に自生するミカン科の低木で、庭にも植えられています。
トゲの互生するイヌザンショも代用品として使用できます。
爽やかな香り(ヘキセノール)としびれる辛さ(サンショオール)の成分が特徴で,特に木の芽をたたくと柑橘系の香り(シトロネロール)とともに気分を落ち着ける香り(アルファピネン)などが出てきます。
料理では、木の芽をお吸い物、木の芽和え。春を感じます。
他には山椒の佃煮、ピリとしてご飯がすすみます。
実の部分には辛味の成分「サンショオール」が多く含まれています。
中国の四川地域では食欲増進のために山椒を多用します。
蒸し暑い夏は食欲も落ちます。
山椒の香りとピリピリで胃腸の冷えや働きを改善して食欲を出して、ウナギを食べてエネルギーを補給して、夏の疲れを解消したいですね。