自転車を一生懸命やっていた頃、良くカゼをひいていたような気がします。
体脂肪も結構低かったと思いますから、抵抗力も弱かったんでしょうね。それに冬は、寒い空気を必要以上に吸い込んで肺に負担をかけて、全身を空冷していたんですからなおさらです。仕事が終わってから、寒い夜に旭川沿いや児島半島をサイクリングなんて、疲労を増して寒邪と湿邪を浴びに行くようなもんですよね・・・そんな過酷なことをするんなら、サプリメントを摂る以外にも、からだのメンテナンスをもっとする必要があったと今では思います。
そのころに中医学を知っていたら、からだを巡ってからだを温めたり、からだを邪気から守る働きをするエネルギー「気」を十分に補うように気を付けていたと思います。この「気」が不足すると疲れやすくなったり、身体が冷えたり、食欲不振、軟便、カゼをひきやすい、やせる(筋肉が付きにくい)、やる気がでないなどの症状が出ます。
「気」が不足しないようにする為には、「気」をからだの中で作る肺や消化器系の働きを高めることが大切です。具体的には、バランスのとれた食事を摂る、過労せず適切に休養することが大切です。辛い物、脂っこい物を摂りすぎない、冷たい物、生ものを食べ過ぎない、冷たい物を飲み過ぎない事は、胃腸を疲れさせないためには大切です。肺は潤っているのが良い状態です。冬のスポーツは、冷たい乾燥した空気を普通以上に吸い込むことになるので、潤いを補うような食材を意識的に摂るのも大切ですね。具体的には、山芋、白きくらげ、れんこん、百合根、豆乳などです。
からだをビールで冷やさないために?
近年は、冬になると熱燗を飲むことが多くなります。
「からだを冷やさないため」と自分で言い訳をしていますが、日本酒が美味しいと思うおとしごろになってきたのかな~