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キュウリも畑でできていますね〜

こんばんは
柿の木薬局店長のフジマキです。

実は、日曜日に岡山漢方研究会という所で「痛み・しびれの処方鑑別」というお題でお話をする事になっています。

その準備をしていたら、こんな時間になっていました・・・

いま、畑でもボチボチできているきゅうりについて、まとめました。
きゅうりも枝豆同様に、イイ奴でした(^_^)

インド・ヒマラヤ山麓が原産で、川沿いなどの砂地で水の豊富な場所に育ちます。
そのため乾燥が苦手で、日本でも湿度の高い盛夏が旬です。
日本には平安前期に伝わったとされていますが、
苦味があったためか各地に広まったのは江戸末期以降のようです。

以前、きゅうりの表面には白い粉が吹いたようについていました。
これは身を守るための成分でブルームとよばれるものなので、この有無で鮮度を見分けたそうです。しかし、現在は農薬と誤解されるため、ブルームレスのものが主流となっているようです。

きゅうりの成分の95%は水分で、からだを冷やす作用があるため、
暑気払いや夏場の水分補給に効果的です。
高い利尿作用のあるイソクエルシトリン、血圧を下げる効果のあるカリウム、
抗酸化作用のあるβーカロチンが豊富に含まれています。
また、青臭さのもとになっているピラジンには血液をサラサラにする働きがあります。

中医学的な薬効
①からだにたまった余分な熱を冷ます
②尿の出を良くして、余分な水分を排出する
③のどの渇きを潤す

性味:涼・甘
帰経:胃・小腸

おすすめの食べ方
水分代謝を良くするはたらきを生かすには、加熱して汁ごと食べるスープがおすすめです。
トマトやなすなどの寒性の食品と組み合わせると、カラダを冷やしすぎるので、
夏以外に食べるときは温性の食品(鶏肉、生姜、玉ねぎ、かぼちゃなど)と組み合わせるのが良いでしょう。

参考:食材大事典 時事通信社、ナチュラル薬膳 本の泉


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