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ギンナンってどんなふうになってるか知ってますか?

今日は岡山市内のレンタサイクル「ももちゃり」を使って、通勤しました。

その関係で後楽園の近くを通りましたら、足下には既にギンナンが落ちていました。

で、見上げると、こんな感じで枝になっていました。

ぎんなん

落ちたのは見たことあるけど、なっているのは見たこと無かったかなぁと思いながら写真を撮りました。

このギンナンですが、漢方薬にも使われるんです。

ギンナンって、これからの季節にはとっても役立つんで、ちょっと紹介します。

ギンナンを漢方薬で使うときは、銀杏(ぎんなん)とか白果(はくか・びゃっか)と呼びます。

イチョウは中国が原産で、平安時代以降に日本に伝わり全国に広まりました。
中国ではイチョウのことを成長が遅く孫の代にならないと実がならないことから公孫樹。
種子が白くて銀のようであるから銀杏。
葉の形が鴨の水かきに似ているから鴨脚。
などいろんな呼び方があります。

また、気根をたれ下げているものもあります。

種子(銀杏)は10月頃、葉は春から秋。
成熟した果実を土に埋めたり、水につけて果肉を腐敗させて取り除き、洗浄してから日干しする。

①銀杏を焼くか、煮て食べるか煎じて服用すれば、鎮咳、祛痰、滋養強壮の効果があります。
夜尿症、頻尿、酒の中毒などに用いられる。

②銀杏、葉の煎じ液をしもやけに塗る。

③気根を煎じて服用すると乳汁不足に効果がある。

漢方では、「定喘湯」という喘息のような症状を治療する処方に用いられています。

注意)
銀杏は食用とされますが、多食したり,生で食べると中毒をおこし、小児では死亡することもある。これは青酸配糖体を微量に含むためのようです。

茶碗蒸しには、銀杏が入っていますよね。茶碗蒸しは、立派な薬膳料理になっています。
・百合根は呼吸器に潤いを与えてくれます
・卵や鶏肉、エビは、体を温めてエネルギーを補給
・銀杏は咳止め、痰を出しやすくする
カゼの流行する季節には、最高の料理ですよ。

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