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ビールにもいろいろカラダに良いことがございます

漢方の知恵を少しでもお伝えしたい
岡山市の柿の木薬局、店長のフジマキです。

中医学では、食べ物にも薬効があると考えています。
その考えの元になっているのが、五味という考え方です。
食べ物の味を酸・苦・甘・辛・鹹(かん)にあてはめて考えます。
※ 鹹はしょっぱい味です。

それぞれの味が人間の臓器に作用するとも、考えています。
酸☞肝・胆・目
苦☞心・小腸・舌
甘☞脾・胃(消化吸収をする所)・唇
辛☞肺・大腸・鼻
鹹☞腎・膀胱・耳

季節によって、食べた方が良い味というのもあります。
春は酸・夏は苦・秋は辛・冬は鹹です。

今日、紹介するビールは苦辛とされています。

ボクが好きなビールはこれです。いつもは缶ですが、今日は瓶になってます。

ビール

効能は
① イライラの軽減
② 消化器の働きを良くする、
③ おしっこを出す
④ 潤いを補う

何だか、良いことばかりです。

更には、原料が大麦とホップだけだと、鹹味も加わるそうです。
鹹味は冬に積極的に摂りたい味です。

ビールの本場、ドイツは冬の日照時間が短く、季節的なうつ病が発症しやすい地域です。
その冬に鹹味を摂取る事は、カラダにとってとっても良いことなんです。
冬の厳しいドイツで、ビールはうつ病対策にも役立っているんです。

ただし、ビールはカラダを冷やす性質です。
ですから、麦酒を飲むのなら、温めるようなおつまみも忘れずに摂りましょう~
ちょっと酸味のあるおつまみ(肝を補うので)もおすすめです。

毎日ストレスまみれで働いている皆さん、
ビールとバランスの良いおつまみで健康になりましょう!!
(適度な量で)

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