先日の勉強会で疑問だったことをメールで質問したら、中国人の先生から電話がありました。
片言の日本語での説明は、結構、分かりにくかったです(苦笑)
先生の説明は、それはそれで「ああ、そおうなんだ」と思うことができたのですが、
もう少し突っ込んで考えると「やっぱり、おかしい・・・」
スライドを映されて説明されると、その時は納得してしまうんですが・・・
ある中医学の本にこんな事が書いてありました。
「色んな中医学の理論は物差しです。でも、全てのことに適応する万能の物差しはありません。」
中医学には、いろんな理論があります。
でも、全ての事象を矛盾無く説明できる理論はないんですよね。
その時々で色んな理論を組み合わせて、都合のいいように(と言えば言い方が悪いかもしれませんが)、様々な見方や考え方で人間の体の様子を想像しているんです。
だから、漢方や中医学は非科学的だと言われることもあるし・・・
でも、効くこともあるから不思議ですよね。
完璧に効くわけじゃないのですが、現代医学でも100%は無いわけですから・・・
なので、勉強会で先生が説明した「子午流注(しごるちゅう)」という考え方も、完璧では無いけど、当たってることもある。
ケースバイケースで使っていきたいなぁと思います。