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元気がないとめまいがするって、イメージしやすいですよね

“病弱なきれいな色白で痩身の女性が、レースのカーテンから差し込む太陽の光を眩しそうに手で遮りながら、「あ、めまいが・・・」と言ってふらつく・・・”

こんなイメージです。

中医学の古典『霊枢』口問篇には「上気不足」と書かれています。
「上気」とは頭に血が上っていこうとする事です。
現代医学的には、「上気不足」は脳貧血みたいな感じでしょうか。

他の古典には「眩運という疾患は、その八、九割が虚証である。」とあり、めまいのほとんどは虚証(元気の不足した状態)ですと言っています。

元気(エネルギーや血)が不足する原因としては、
・長く病気治療を続けていて、病気が回復していない。
・大量出血をしてから、回復していない。
・胃腸が弱っていて、食べ物から十分に栄養を吸収できない。

以上のような原因でエネルギーや血が不足して、脳にエネルギーや血が不足してしまったためにめまいが起きているのです。

治療には、胃腸の元気を取り戻すことが必要になります。
輸血や点滴で一時的に回復しても、胃腸が元気になっていなければ、根本的な解決にはなりません。

ステーキ
ドラキュラは慢性めまいかもしれないですね。


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