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冬の土用の生活のヒント

 1月17日頃から立春の前の2月3日頃が暦の上では冬の土用です。20日は「大寒」です。一年の中でも気が乱れやすく、免疫力が低下してインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなります。肌荒れ、喉の乾燥なども起こりやすくなります。さらに胃腸の疲れも出やすい時期で、胃腸機能の低下は様々な病気の原因になります。
 

 お正月のダラダラ飲み食いで胃腸は疲れています。贅沢なご馳走、アルコールはほどほどに、食べ過ぎないように注意して胃腸を休めることが養生の基本になります。
 
 消化と栄養補給、全身に栄養を分配するのは「脾」の役目と漢方では考えています。この「脾」の働きを高める味が甘みです。でも、この甘みは砂糖などの甘みではなく、天然の甘みです。お米などの穀物を噛んでいると、甘くなってくる。優しい甘みをイメージしてください。普段食べているお米と味噌汁は、この甘みを含んだものになります。冬の土用の時期に、質素な食事をよく噛んで味わうのは胃腸を助けるためにも大切です。お米が一番美味しい頃とも言われています。


初めて炊飯器でお粥炊きました!!

 寒さの厳しい時期、からだは低い気温の中で体温を維持しようと頑張っています。からだがこわばっているような感覚もあると思います。からだも寒さも、春を迎え緩む前の緊張のピークなのです。
 
 この時期、からだのストレッチをオススメします。入浴後にからだの温まった状態で行うストレッチが効果的です。温まった筋肉は伸びやすく、リラックスもできます。足首、太もも、ふくらはぎなど血液のポンプの役割をするところ、寒さで肩をすくめている首や肩甲骨の周りなど。猫背を意識して広げるのがおすすめです。
 
 そして、質のいい睡眠をとって疲労をため込まず、湯たんぽや加湿器を使って湿度を保って、ウイルスから身を守りましょう。

 冬の土用に食べたい食材は、干し芋、干し柿、たくあん、甘酒、酒粕、白菜、ブロッコリー、切り干し大根、大豆や小豆など。鮭の粕汁、干し柿入りの大根なます、甘酒を豆乳で割ってみる、いかがですか?お試しください。
 
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