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善玉菌は身体にいいの?についてお答えします。

「毎年、春になると花粉症で悩まされます。2月中旬位から、薬を飲むようにと医師からは言われています。薬を飲めば症状は治まるのですが、少し頭がボーッとします。眠気まではありません。TVのCMで乳酸菌が身体を強くするような事を言っていますが、花粉症などにも効果があるのでしょうか?」
(41歳 女性)

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人の体にはもともと体に有益な働きをする「善玉菌」、有害な「悪玉菌」普段はどちらでもないけれど体力や免疫力が低下すると有害になる場合がある「日和見菌:ひよりみきん」の3種類の細菌類が住んでいます。(500種50兆個、重さ約1~2kg相当)
健康な人は善玉菌がしっかり働き、悪玉菌や日和見菌が暴れるのを抑える働きをしています。ストレスや運動不足、薬の過剰摂取があると善玉菌が減り、悪玉菌や日和見菌が暴れやすい状態になります。このような状態では、抵抗力が下がってしまいます。善玉菌がしっかり働く状態を保つことは、抵抗力を高める鍵です。また善玉菌は、免疫細胞を活性化させる働きがあります。善玉菌によって免疫力を高めると、強く健康な身体づくりができるようになります。
このような理由で、善玉菌を積極的にとり腸内環境を整えて行くことは大切です。この善玉菌をとるのにヨーグルトなどの乳製品を思い浮かべると思いますが、乳製品には余分な脂肪分や糖分が含まれており、虫歯の原因になることもあります。
自分にあった善玉菌を選び、余分なものは極力抑えて純粋に善玉菌を摂取するようにすることも大切です。

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