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夏のストレスを残さないために~抗酸化アプローチ~

分子栄養学についての勉強会に参加して来ました。
夏のストレスを残さないために~抗酸化アプローチ~ 
①注意する症状
a脱水:発汗でビタミン、ミネラルが不足
b食欲不振:胃の消化機能の低下
c自律神経の乱れ:エネルギー不足からくる慢性的な疲労感
d皮膚や粘膜のトラブル:紫外線
 
酸化ストレス(夏の暑さ、アルコール、ストレス、タバコなどにより活性酸素・フリーラジカルが発生)対策としてCoQ10が紹介されました。
 
②CoQ10とは?
・ビタミン様物質、補酵素
・抗酸化作用を発揮
・ビタミンEを節約する働きが注目されている
・生体内のほとんどの細胞に存在する
・心臓、腎臓、肝臓、筋肉、脾臓に多く存在する
・加齢とともに減少する
③CoQ10の生合成
・コレステロールと同じくメバロン酸を経由するため、高コレステロール血症の治療薬として有名なスタチン類の服用により、生体内の濃度が減少するおそれがある。 
④活性酸素に対する生体防御機能
・体内で合成される抗酸化酵素にはアミノ酸が必要→タンパク質補給の必要性
・抗酸化酵素が働くには亜鉛、鉄等が必要→トータル的なミネラル補給の必要性
⑤抗酸化物質(ビタミンA、カロチノイド、ビタミンC、α-リポ酸、ビタミンE、CoQ10)
・相互的に働くため、複合摂取が望ましい
⑥紫外線と活性酸素
・皮膚や目の組織では、太陽紫外線を直接浴びた結果、それらの組織、細胞内で活性酸素が生成されるため、
 他の組織に比べより酸化されやすい。 
・紫外線は肌を乾燥させ、シミ、シワやそばかす、肌荒れの原因にもなる
⑦紫外線によるシワの発生
・紫外線を浴びると、コラーゲン線維や弾力線維が分解される。
 年齢を重ねた肌では、新しい線維を作る能力が衰えている為、傷ついた線維が残り、シワとして蓄積される
→毎日の保湿(スキンケア)、正しい日焼け止めの使用が重要
 日時:平成24年9月19日 会場:メルパルク岡山・3F「光琳」 
講師:金子雅俊先生
 参加:大崎

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