日時
2011/2/8 19:30-21:00
講師
緋田 哲治(ふたば薬局)
この勉強会の目的
身近な病気を漢方で治すために、自信を持って処方選択ができるような知識を身につけること。
内容
1.西洋医学的な頭痛の分類
2.頭痛を訴える患者さんの統計学的な特徴
3,問診のポイント
4.漢方医学的(中医学的)な病因病機、症状・痛みの分類
5.頭痛に用いる漢方処方の特徴
6.症例
ポイント
1.一ヶ月に10回以上市販の鎮痛剤を使用する場合は、薬物乱用性頭痛に陥らないように 注意が必要。このような患者さんに漢方をすすめるのは薬物乱用性頭痛を防ぐ解決策 になる。
2.頓服するなら、川芎茶調散(嘔吐なし)、呉茱萸湯(嘔吐有り)
3.体質改善も考慮して継続するなら
桂枝人参湯、当帰四逆加呉茱萸生姜湯、温経湯、当帰芍薬散、釣藤散、五苓散
などをその人の体質や頭痛の特徴で考慮
4.頭痛問診票を活用