今日は大寒、一年で一番寒い時期。
今日患者さんから、こんな質問をいただきました。
「こんなに寒いのに、寝汗をかく。どうして?」
60歳代の男性です。
90歳くらいのお父さんの介護で、とってもストレスが溜まっています。
ついついアルコールの量が増えていて、毎日3-5合飲んでいるかなとのこと。
最初は日本酒かなとおもっていたのですが、焼酎とのことです。
食欲もなくて、あまり食事もできてないようです。睡眠の質も良くないようで、朝はとっても疲れているとのことです。
一時は、漢方薬も飲んでもらって、アルコールもやめられていて、体調も良かったのですが・・・
ベロを見せていただくと、黄色の汚い苔が下の中央部に着いていました。
アルコールって熱を持っていると漢方では考えます。
アルコールって萌えますよね。じゃなくて、燃えますよね。
ですから、アルコールを飲みすぎると体には熱が溜まっていきます。
この方の場合は、このアルコールを飲みすぎて溜まっている熱が、夜に騒ぎ出して汗を出しているとボクは説明しました。
(大雑把ですね・・・)
昼間は活動しているので、体はエネルギッシュ(熱い状態)でいいのですが、夜は休養するので体は静かな状態になりたいんです。
でも、普通より余分なアルコールの熱が体に溜まっているので、体がクールダウンできなくて汗をかいてしまうんです。
さらには、ちょっと熱があっても、それを冷やすだけの水があればいいのですが、その冷やすための水(体の潤い)がストレスや食事の不摂生で減っちゃってるんです。
ボクもアルコールは大好きなんですが、ちゃんと食べながら飲まないといけないなぁと思います。
アルコール飲むときにオススメの食材なんかをまた紹介したいと思います。
ではでは、アルコールはほどほどに楽しみましょう。
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