こんばんは
漢方の知恵を少しでもお伝えしたい
岡山の柿の木薬局店長フジマキです。
昨日は愛犬ダイの一周忌でした。
我が家のアイドル犬、ダイ(柴犬ミックス♂享年15歳?)は昨年の8月14日に亡くなりました。
我が家には、平成9年の11月からダイ(♂)がいました。水が嫌いで臆病な犬でした。
散歩で他の犬に会うと、ほとんどに対して吠えていました。
ダイは平成9年11月に金甲山で拾ってきた子犬です。
その時、ダイはもう一匹(チビ)と一緒でした。
自転車で走っていた時に見つけたので、どうやって連れて帰ろうかと悩んでいたときに、偶然通りかかった動物愛護団体の女性の車が我が家の近くまで運んでくれました。
それからは、3時間おきに授乳して2匹を育てました。
翌年の1月中旬、ダイより小さくてかわいかったチビを里子に出しました。
その後、成長したダイは犬小屋には入ろうとせず、結局、家の玄関で暮らし始めました。
最初は鎖で繋がれていましたが、徐々にその鎖がなくなり、いつの頃からか家の中を自由にウロウロするようになりました。
朝晩、後楽園の遊歩道をぐるっと一周するのが日課でした。
そんなダイに異変が現れたのは、亡くなる一年半ほど前からです。
咳込みが続きました。
ホントに何かを吐き出すような感じの激しい咳が続いていました。
とってもしんどかったと思います。
なかなか、効く薬が見つかりませんでした。
結局、心肥大の咳だったようです。
人間と同じように、利尿剤(ラシックス)や犬によく効くアカルディーカプセルを飲みました。
錠剤やカプセルを飲ませるのが大変で、人間用のスライスチーズに包んでやっていました。
そのスライスチーズには、包みやすいメーカーがありました。
でも、だんだん食事が減ってきたので、胃腸を元気にする漢方薬を半固形の缶詰に練り込んでいました。
こうすると、ほとんどの漢方薬のエキスを飲ますことが可能です。
缶詰のエサは、乾燥エサに比べるとちょっと割高ですが、漢方薬を飲ませるためには簡単でイイと思います。
獣医さん的には、一年以上も服薬を続けるとは思っていなかったようです。
ボクは漢方薬の効果で、頑張ってくれたのかなぁと思っています。
衛生状態やペットフードの普及でペットの高齢化も進んできています。
ペットに漢方薬を飲ませて、健康に長生きしてもらうのも考えてもイイかなぁと思いますね。