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晩春の生活のヒント

 お彼岸も過ぎて、草花も一気に芽吹き花を咲かせる季節になり、今年は桜も早々に咲きました。

 春は天候の変化が激しく、家庭や職場でも様々な変化が多い季節です。ひとのこころも不安定になりやすい時期です。

 特に今年は新型コロナの影響で不安感は例年以上と思われます。

☆こころの元気は「気」と「血」の充実がカギ
 
 漢方ではこころの不調にも体の状態が深く関係している(心身一如)と考えます。こころの不調もまず体の不調から改善して、こころと体を健やかにするように考えていきます。
 こころの健康の源は、元気の源である「気(き)」と、こころを安定させて、体に栄養を与える「血(けつ)」です。この「気」と「血」が十分あれば、ストレスを上手に解消できます。
 疲れや睡眠不足などで「気」と「血」が不足したり、スムーズに体内を巡らなくなるとストレスの影響を強く受けて、こころの不調が現れやすくなります。

☆ストレスに強くなるポイントは「肝」
 
 「気」と「血」を充実させ、スムーズに巡らせるためには、「肝(かん)」を養って元気に保つことが大切です。
 漢方でいう「肝」は、現代医学の肝臓の機能に、自律神経の働きを加えたようなものです。「肝」はからだ全体に「気」・「血」・「津液(しんえき:潤い)」を滞りなく巡らせる働きと、巡らせる量を適切に調整する働きがあります。胃腸の働きも調節しています。この働きのおかげで、感情を伸びやかに保つことができたり、全身に栄養分である「血」や「津液」が行き渡り、体が健康に保たれます。

☆「肝(かん)」の食養生

・肝の働きを整える
 かつお、あさり、わかめ、竹の子、うど、クレソン、わらび 等・香りでストレスを発散
 そば、みつば、みょうが、大葉、春菊、ジャスミン茶 等

・「肝」の「血」を養う
 レバー、ごま、ひじき、うなぎ、ブルーベリー、なつめ等

・春に上昇しやすい、肝の気の上昇を酸味で抑える
 酢の物、いちご、レモン、梅干し等。

今の絵は大山です。

眺めに来てくださいね。

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