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梅雨に痛みが悪化するときのオススメ漢方薬

今日はラジオで「痛みと漢方」という事をお話する貴重な体験をしました。
これで3回目なんですが、毎回、緊張します。

ラジオ1
本番前です。緊張した顔してますね・・・

お話しした内容を紹介しますね。

アナ:さて、今日のテーマは「痛みと漢方」ということですが
岡山地方も6月初めに梅雨入りしましたが、梅雨と痛みと関係あるのでしょうか?

ボク:まず、梅雨ってどんなイメージがありますか?

アナ:雨の日が多いので、湿気が多くて、ジメジメしているイメージですね。
それと結構、肌寒いですよね。
かと思ったら、夏みたいにムシムシする日もあったりで体調を崩しやすいですね。

ボク:そうですよね。五月の爽やかな気候から一変して、雨の日が多くてジメジメしていますよね。それと気温差もあって、肌寒いこともありますね。エアコンも冷房にするかドライにするか悩みますよね。

アナ: そうですね。お店やオフィスで寒いと思うこともありますね。

藤巻:実は、この湿気と冷えが痛みの原因になると漢方では考えるんです。
ある製薬メーカーの調査で、1年以内に関節に痛みを感じたひとの半数が、梅雨の時期や低気圧の接近で痛みが悪化する結果がでています。

アナ:このコーナーでも、いままで肩こりや頭痛の話は伺ったことがありますが
この梅雨の時期の湿気や冷えが原因で起こる痛みの特徴には
どのようなものがあるんですか?

ボク: 湿気は元々は水ですよね。水は低い方へ流れますよね。
ですから、カラダの中でも下半身に起こることが多くなると言われています。
ですから、腰痛や膝の痛みなどが多くなるようです。
それと湿気が原因で起こる症状は、重怠く感じられることも特徴です。

アナ:腰痛や膝の痛みのある方だけでなく、足腰が重怠い感じのする人も、この時期、注意した方がいいと言うことですね。
どんな事に注意したらいいですか。

ボク:あまり薄着をして、クーラーで冷えたりしないようにするのも大切です。
くるぶしの出る短い靴下も冷えの原因になると思います。
あとは、冷たい物を飲んだり食べたりする事も胃腸に負担をかけて、カラダに湿気が溜まりやすくなるので気を付けた方がいいです。
生ものや脂っこいモノの食べ過ぎも良くありません。

アナ:冷えないよう服に気を付けるのは何となく分かるのですが、胃腸を冷やすと痛みに影響するのですか?

ボク:そうなんです。
意外だと思いますが、胃腸を冷やしてしまうと、カラダに余分な水分をため込みやすくなると考えられています。
漢方では関節や腰、膝などの痛みは、カラダの中を巡るエネルギーの気や血液の流れが悪くなることこで起こると考えられています。
その原因になるのが、冷えだったりカラダの余分な水分や湿気と言われているんです。

アナ:そうなんですね。
これからの時期、どうしても冷たいジュースやアイスなど食べる機会が増えますよね。
具体的にはどんな食べ物が、湿気をため込みにくくするのでしょうか?

ボク:冷えや湿気を取り除いてくれる食べ物としては、ネギ、しょうが、シナモンなどの香辛料が有名です。その他では、お茶にするハトムギなどもいいと言われています。ちょっと、季節が終わってしまいましたが、ウドなんかもいいそうです。

アナ:ウドですか?

ボク:そうなんです。
あの春先にスーパーで売られている山菜のウドも冷えや湿気を取り除く食材と言われているんです。残念ながら、今の季節にはあまり手に入れる事が出来ないんです。
ただ、漢方では、ウドの根が入ったものがあって、ウドの根は独活(どっかつ)という名前で漢方薬に使われています。
独活寄生湯(どっかつきせいとう)という難しい名前の漢方薬なのですが、
私たちのお店では独歩顆粒(どっぽかりゅう)という名前で扱っています。

アナ:痛みもなくていつまでも自分の足で歩くっていうイメージで分かりやすいですね。

ボク:冷えたり、湿気の多い雨の日に足腰の関節が痛くなる様な方は、
ウドの入った漢方薬を試してみると良いかも知れません。
今日は冷えや湿気が原因で痛くなる痛みについて説明しましたが、関節、腰、膝の痛みの原因は様々です。
痛みで困っている方は、店頭で相談していただくといいと思います。

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