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梅雨の養生法

 梅雨の季節が一年の中で一番体調がよいという方は、おられないでしょう。湿度が高くなると、体調は崩れるのが普通です。私たちの体の中には血液も流れていますが、水分も流れています。新しく新鮮な水を口から取り入れて、古くなった汚れた水を体の外に出す仕組みになっています。古い水は大便、小便、そして皮膚からも大量に出されています。皮膚からは汗という見える形だけでなく、水蒸気として見えない形でも水分を出してバランスを保っています。
 梅雨の時期、空気中の湿度は90%近くになって、なかなか皮膚から余分な水分を放出する事ができません。なので、よほど意識して汗を出す努力(運動、サウナ、香辛料の入った料理を食べる、利尿効果を高める天然塩を摂るなど)をしていないと、体の中に汚れた水が溜まっていきます。入浴もシャワーだけで済まさず、湯舟に入るのがオススメです。
 汚れた古い水が体に溜まってくると、梅雨の時期の体調不良の様々な症状(食欲がない、身体が怠い、大便がスッキリ出ない、食中毒、頭が重い、耳鳴りが悪化、関節痛が悪化、むくみなど)が起こってきます。
 
 食事、運動などで、古い汚れた水を体から出す工夫をして、少しでも爽快に梅雨を過ごして下さい(^^)
睡蓮.JPG 

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