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漢方薬は煎じなくても飲めるんです

今日はすごい風と霙と雪が混ざったような雨が降ったりして、寒くなった岡山市でした。

インフルエンザの方も数人来られました。

まだまだ流行っているみたいですね。

睡眠不足にならないようにして、免疫力を落とさないようにしましょう。

さて、先日、ある方から「漢方薬って煎じるものだと思っていた」と言われたので、どんな漢方薬の形(剤形)があるか紹介してみます。

この写真は、我が家にあった漢方薬を集めてみました。

剤形-1

①真ん中は昔からの煎じる漢方薬です。
30分くらい、コトコトと煎じて、カスを除いた液体を飲みます。
昔から漢方薬のイメージは、これかもしれないです。

②左下は今主流のエキス顆粒(細粒)と言われる漢方薬です。
インスタントコーヒーをイメージしてもらうといいです。
煎じた液をフリーズドライか何かで乾燥させて、粉末にしたものです。
この粉末を固めて、錠剤にしたものもあります。

インスタントコーヒはお湯に溶かして飲むのは当たり前ですから、
エキス顆粒(細粒)もお湯で溶かして飲むことをおすすめしてます。

③右下は丸剤と言われる漢方薬です。
八味地黄丸などのように最後に「丸」と付いている漢方薬は、こんな形なのが正式なんです。
これは①の材料を細かく粉末にして、蜂蜜などを混ぜて練り上げて、小さな粒にしているんです。
昔の黒くてクサい正露丸を想像してもらうといいです。
正露丸にも「丸」が付いてますよね!!

④丸剤のお化けが中央上の黒い玉です。
これは、半生状態なので、この玉はかじることができます。
キャラメルみたいな食感です。
これも材料の粉末を蜂蜜などを混ぜて練り上げて、丸めたものです。
③との違いは、大きさだったり、半生か乾燥しているかの違いだったりしますが、同じ丸剤の仲間です。

大きさはこんな感じです。

丸剤

漢方薬には、煎じる以外にも以上のような形の漢方薬があります。

他には、シロップみたいなドロドロの液体(膏剤)というのもあります。

ちなみに、柿の木薬局では煎じ薬は処方箋でないとご準備ができません。

ごめんなさい。

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