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第202回 岡山漢方研究会

日時:2011/6/26 10:00-16:00
【内容】
①血を増やす漢方に入る当帰と何首烏
②五苓散と猪苓湯
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③「便秘の臨床経験」
【ちょっと詳しい内容】
①血を増やす漢方に入る当帰と何首烏
・「血(けつ)」とは、血管中を流れる赤色の液体で、人体を構成し、生命活動を維持する基本的物質(ほかには気、津液、精)
・血の機能は濡養
・漢方での血虚と現代医学の貧血は同じではない。
・血虚とは、「血」の働き、機能が充分で無い状態。量の問題ではない。
・血虚は、「血」の生成、代謝に関係する脾、肝、心、腎の働きを調整することで改善する。
・当帰について
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補血作用のある生薬の中で、当帰は血虚、出血、瘀血の全てをカバーする効果がある。
<部位による作用の違い>
頭 : 止血作用が強い
身 : 補血作用が強い
尾 : 破血作用が強い

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