こんにちは
柿の木薬局店長のフジマキです。
中国地方も梅雨入りですね。
今日は、雨の中、子供達をお迎えに行きましたよ(^_^)
次男の連絡帳は、こんな感じでした・・・
どれだけ、食べてるんですかね(^.^;
そんな、ジメジメした季節に直接関係ないですが、耳鳴りについてまとめてみようと思います。
耳鳴り、なかなかスッキリと治りません。
なので、一から自分自身の勉強やり直しのつもりで、書いてみます。
耳鳴りの原因は、何なのでしょうか?
耳鳴りって何?
耳鳴りって、周りに音が無い状態なのに音が聞こえることですよね・・・
(幻聴とは違いますよ・・・)
耳には二つの役目があります。
① 音を聞く
② 平衡感覚
音が聞こえる仕組み
音の振動が鼓膜、耳小骨から内耳に伝わります。
らせん状のリンパ液に充たされた蝸牛(かぎゅう)に伝わり、リンパ液が振動を伝えます。
この蝸牛の中のコルチ器という器官のなかに、有毛細胞という振動を電気信号に換える細胞があります。
リンパ液の充たされた蝸牛の中を伝わってきた振動を、有毛細胞で感じ取っているんです。
この有毛細胞には、それぞれ感じ取る音の高さが決まっているようです。
有毛細胞で電気信号に変換されて、聴神経を通じて大脳に伝わり、音として認識します。
この中の振動を電気信号に変換する有毛細胞が傷つくと、感音性難聴や耳鳴りになります。
写真のように、正常な有毛細胞は立っていますが、傷ついた有毛細胞は倒れています。
キーボードの鍵盤が元に戻らなくなったら、同じ音がずっと鳴り続けますよね。
倒れた有毛細胞でも、そんな状態が起きていて、耳鳴りが起きていると考えられます。
この倒れてしまった有毛細胞は、元に戻りません。
ですから、なかなか耳鳴りは改善しないのです。
続く・・・
参考:月刊ことぶき 2014年6月号
http://kompas.hosp.keio.ac.jp/contents/000558.html
http://www.widexjp.co.jp/deafness/what/decline.html