漢方の知恵をみなさんに少しでもお伝えしたい
岡山市の柿の木薬局、店長のフジマキです。
昨日の中医学の勉強会で印象に残っていることを少し紹介します。
昨日は、胃がつかえたような症状について勉強しました。
胃がつかえたようになる原因は、気の巡りが悪くなって、お腹の辺りに滞るためと中医学では考えています。
普通なら、口から入った食べ物が胃を通って、小腸に送られて、大腸に送られて、大便として出てくるという上から下への流れが出来ています。
中医学では、これに胃や小腸で吸収された栄養分をカラダの上の方に送るという気の流れもあります。
この2つの気の流れが、乱れる原因は
① 冷え
② 余分な水分があって通り道が塞がれる
③ ストレス
④ 食べ過ぎ
⑤ 胃腸が弱っている
この中で、胃腸が弱っている時には、胃腸の働きを補いながら、気も巡らす必要があります。
その時に、胃腸の機能を目ざめさせるのが、『木香(もっこう)』という生薬です。
醒脾(せいひ)作用と言います。
木香の入った胃薬の代表が、『香砂六君子湯(こうしゃりっくんしとう)』です。
胃腸機能を高めて、気の流れを改善して、つかえた感じをとってくれます。
気になる方は、一度、お試し下さい。
今日の気付き
「弱っているからと補うだけじゃだめよだめだめ」
毎朝、Eテレの「0655」を楽しみにしています(^_^)
ピタゴラスイッチまで、大人でも楽しめます。
今日も最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。
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