先週からの体調不良がなかなかスッキリしない我が家です。
今日は朝に長男が嘔吐、夜は娘が咳込んで嘔吐と洗濯ものが減らない我が家です。
ボクも昨日から咳が激しくて、夜もぐっすり眠れない感じです。
でも、3月から本格的に始まった独立に伴う様々な書類作成や、棚卸し、銀行や役所に行ったりすることも今日でひと段落しました。ちょっと、ほっとしています。
この間、薬剤師だからできることもあったので、ちょっとブルグに書いてみます。
その一つが、麻薬を棄てたんです!!!!
主に痛みを抑える目的で使われるんですが、これにも使用期限があります。
保管は麻薬専用の金庫があって、そこで厳重に保管しています。
普通のお薬は、期限を越えると医療廃棄物として捨てればいいのですが、麻薬はそう簡単にはいきません。
年に一度、麻薬を卸から買った数、患者さんに使った数、残っている数を保健所に報告しなければなりません。
麻薬を棄てる時も、保健所に行って、そこで保健所の職員さんの立会いで廃棄するんです。
今回、廃棄したのはこんな麻薬たちです。錠剤、粉、座薬がありました。今回はなかったですが、肌に貼り付けるタイプの麻薬もあります。病院などでは注射液もあります。
さて、この麻薬たち、保健所に持って行ったら、殻から出して素の状態にしなければなりません。
特別な容器に出すのではなくて、持ってこられたのは、鳩サブレーの缶と大手まんじゅうの紙箱でした。大きさがちょうど良いんでしょうね。使い込まれた感がありました。
さて、素の状態になった麻薬たち、座薬はビーカーに入れられて、熱湯を注がれて溶かされました。
粉と錠剤は、トイレットペーパーに包まれたり、はたまたミキサーで粉砕されて、なんとトイレで便器に流されます。
こんな感じで、麻薬が捨てられるのです。
女性職員二人とトイレに入って麻薬を捨てる、ま、あまり経験することはないでしょう。
こんな感じで廃棄した麻薬は、きちんと廃棄したことを麻薬の数を管理している帳簿に記入して立会者の保健所職員の方の署名と印鑑ももらいます。
このように医療用の麻薬は棄てる時まで、きっちりと数を管理しているんです。
ちなみに、残った箱やヒートシールは薬局に持ち帰って医療廃棄物として処分します。
以前、勤務していた病院では、麻薬の箱を切り刻んで廃棄するように指導されました。
開封したアンプルの数も注射処方箋と違いがないかチェックしました。
それくらい、麻薬って管理や廃棄を厳重にしているです。
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