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風邪の方が増えてきましたので、風邪の漢方薬についてです。

漢方の知恵をみなさんに少しでもお伝えしたい
岡山市の柿の木薬局、店長のフジマキです。

気温が下がってくると気になるのがカゼですね。

カゼには大きく分けて2つのタイプがあります。

①寒いタイプ:寒気があって、肩がこって、汗が出ない。

 寒いタイプには、ゾクゾクっと寒気を感じたときに「葛根湯」をすぐに飲むと効果的です。
「葛根湯」は、からだを温めて、汗を出して、汗と一緒にかぜのウイルスを追い出す漢方薬です。

②熱いタイプ:急に喉が痛くなって熱が出る、関節が痛い。

熱いタイプには、「銀翹散(ぎんぎょうさん)」が効果的です。
「銀翹散」は、炎症を抑えて熱を下げ、ウイルスも追い出す漢方薬です。
インフルエンザのように熱が高くなるカゼにも対応できます。

「葛根湯」も「銀翹散」も眠くなる心配はありません。

③胃腸に来るタイプ:むかむか、嘔吐、下痢
このタイプには「藿香正気散(かっこうしょうきさん)」が効果的です。
今は、このタイプの風邪が多いような印象です。

風邪はひきはじめに治さないと、長引くことが多いのは皆さんもよくご存じのはず。
どのタイプの風邪でも、家に常備薬として置いてあるとすぐに飲めるのでおすすめです。

今日の気付き
「カゼのタイプは3パターン、常備薬があると便利です!!」

たなくじ
今週のボクは、頭を揉むと良いことがあるそうです。もみもみしましょう。

今日も最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。

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