Blogs

風邪は治ったのに咳だけが長引くというとき

咳ってしんどいですよね。

風邪をひいて、鼻水、熱、喉の痛み、からだの怠さなどの症状は治ったのに、咳だけが治らないとか、一端、治っていたのに咳だけがぶり返したなどありませんか？

咳は日中よりも夜や明け方に多いとされています。風邪の症状を起こしていたウイルスがなくなったあとも、空気の通り道である気道がちょっと刺激に神経質・敏感な状態が長く続いているために咳が長引くと考えられています。

長引く咳には色々な原因が考えられます。

咳喘息、アトピー咳嗽、胃食道逆流症、後鼻漏症候群、慢性気管支炎などなど

主な原因の特徴は

咳喘息：呼吸困難や喘鳴（ヒューヒューと喉が鳴る）がなくて、咳が続いている。咳喘息は気管支を広げる薬（ツロブテロールテープ、ホクナリンテープなど）を使うと症状が改善します。部屋に入ったり、外に出て温度差があると咳き込んだり、運動をしても咳き込みやすくなります。空気が変わると咳き込むと言われることがあります。

アトピー喘息：気管支を広げる薬は効果がない。喉の痒み、イガイガ感、チクチクした痛みなどが特徴です。女性に多いと言われています。

後鼻漏症候群：喉に流れ込んだ鼻水の刺激で咳がでる。のどがイガイガするとか、のどに痰が絡んだような感じがします。

このように原因は様々です。

風邪の後に咳だけが残ったときは、一般的な風邪薬と咳止めだけでは、症状が改善しないことがあります。

なかなか、病院の薬が効かないときは漢方薬もお役に立てることもありますので、ご相談下さい。