漢方の知恵を少しでもお伝えしたい
岡山市の柿の木薬局、店長のフジマキです。
昨日のブログじゃ無いですが、子供でも漢方薬は飲めます。
でも、漢方薬が苦手という方も多いはず。
その苦手な理由は、たぶん味が飲みにくいから。
その次は、ニオイかな?
そこで独断と偏見だけでボクが選んだ、飲みにくい漢方薬ベストワンはこれです!!
当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)
ながいですね~
苦くて、渋くて、甘くて、ピリピリしてるんです。
ニオイもセロリみたいなニオイがじわーとするんで、苦手な方が多いと思います。
ある文献には、こんな風に書かれています。
「苦み、渋み、甘味の入り交じった味で、特に苦味が強く後に残り、とても飲みにくい」
日本東洋医学雑誌 第46巻第1号 35ページ
でも、この当帰四逆加呉茱萸生姜湯、冷えてくると人気の漢方薬です。
冷え性で霜焼けに悩まされる方、試してみても良いかもしれませんよ。
「苦くて、ピリピリして飲みにくいです」 と前もって情報を提供しておくと、何とか飲める方がほとんどです。
それとよく言われることですが、「からだに合っていたら美味しく感じる」って事もあるかもしれません。
でも、気を付けて欲しいのは「この漢方薬、美味しくないから自分に合ってない」っていうのは違うかもということです。
漢方ってもともとあまり美味しくないものです。
ちょっとでも美味しく感じたり、飲むのになれてきたらラッキーと思っていただけると嬉しいです。
今日の気付き
「漢方薬が美味しいと感じたら、あなたはM(マゾ?かマニア?)」
ボクはほぼ毎日、自分と奥さんの煎じ薬を作っています。
二人ともMなんですよ(^.^;
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