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2月の生活のヒント

寒い日が続いていますが、日の入り時間がちょっと遅くなってきましたね。
これから、インフルエンザが流行しそうな感じですが、暖冬の影響か花粉症はソロソロ症状が出始めているようです。
春が近付くと気になるのが花粉症ですね。

ふきのとう

           毎年2月20日ごろ庭に顔をだすふきのとう

中医学では花粉症は、春の邪気である「風邪(ふうじゃ)」が花粉を身体に侵入させるのが原因と考えられています。そのため、身体に風邪や花粉を侵入させないようなバリアをしっかりと作るのが、花粉症の養生になります。

この邪気の侵入を防ぐ役割をしているのが「衛気(えき)」という気(エネルギー)です。「衛気」は免疫力や抵抗力のようなものです。「衛気」は身体の表面のバリアのようなもので、邪気の侵入を防いでいます。このバリアが不足すると、風邪や花粉が侵入して、鼻水・くしゃみ・目の痒みなどの花粉症の症状が現れます。

「衛気」を充実させるためには、「肺」と「脾胃(消化器官)」の働きを良くすることが大切です。これは、「衛気」が肺から吸い込まれる酸素と、食事から摂る栄養から生み出されているからです。

☆「肺」は乾燥に弱くて、潤いを好む臓器です。秋冬の空気の乾燥した季節は、特に潤いを補う事が大切です。肺が弱ると、息切れ・カゼをひきやすい・空咳・のどや鼻の乾燥・顔色が白いなどの症状が出やすくなります。

食の養生:百合根、れんこん、かぶ、おくら、はちみつ、梨、
     豚足、鶏手羽など

☆「脾胃」(消化器官)が弱いと、栄養が不足しがちになり、気(エネルギー)を十分に生むことができません。体力も落ちて、身体の免疫力・抵抗力も低下して、花粉症の症状も強く出てしまいます。「胃腸を冷やさない」「腹八分目」「消化の良いメニュー」「脂っこい物や辛い物を食べ過ぎない」「甘いものを食べすぎない」などを心がけましょう。

食の養生:米、大豆製品、山芋、かぼちゃ、豚肉、鶏肉、りんご   
     など

☆この養生は花粉症の季節だけでなく、日頃から気を付けておくことが大切です。

☆柿の木薬局のホームページ

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