2月4日の立春から3月5日の啓蟄の頃は、まだ寒さの厳しい時期
少しずつ植物の芽が出てきたり、雪が溶け出して土が水を吸い込み潤って、川の水が増えてきます。
冬眠していた虫や動物が縮こまって固まっている状態から、動けるように切り替えていく時期でもあります。
2月は気温と天候の変化が激しい
2月は気圧の変化が激しいので、カラダはストレスを感じています。
気候変化もストレスです。
このストレスが自律神経を乱して倦怠感、やる気がでない、頭痛などの症状が出ます。
急激に冷えた朝、低気圧が通過した日には、頭痛や肩こり、耳鳴りを感じやすくなります。
特にカラダの冷えやすいヒト、低体温のヒトは温度や気圧の変化に敏感です。
2月も冬の季節に頑張る臓腑の「腎(じん)」をいたわって、カラダを温めることに気をつけて過ごしましょう。
カラダを温めて、不調をやり過ごしましょう!
花粉の季節にも良い睡眠が大切
春と言えば花粉の季節です。2月中旬からヒノキの花粉が飛び出します。
3月初旬から中旬がピークとなる予想です。
現在もそうですが、新型コロナにも注意が必要です。
花粉も新型コロナなどの感染症にも、免疫力を落とさないのが大切というのは常識になっています。
免疫力を落とさないために一番気をつけて欲しいのが、良い睡眠をとることです。
睡眠が免疫力の維持に大切なのはいろいろな理由があります。
寝ているときは脳に溜まった老廃物を排出する機能が、起きているときの1.6倍になります。
寝ているときに、カラダの修復をする成長ホルモンが大量に分泌されます。
特に入眠後の3時間、ぐっすりと眠ると成長ホルモンの分泌が増えます。
このように良い睡眠は、脳や様々な細胞を若々しく保ってくれるのです。
結果的に「腎」の働きを高めて、気温差、気圧変化などの環境変化に強くなり、免疫力も保たれます。
「腎」の強化におすすめの食材
- 黒い食材と潤う食材:黒豆、黒ごま、くるみ、牡蠣、白菜
- 青魚の脂とビタミンD:サバ缶、ブリ、椎茸
- 腸内環境改善:エリンギ、椎茸、お味噌、漬物
このような物を意識して食べて、春に備えましょう!