花粉症で鼻水ダラダラ出てませんか?
鼻水は鼻から出ますが(当然ですね・・・)、中医学で鼻は肺と関係が深いと考えられています。
肺は呼吸をコントロールしていて、鼻は呼吸する空気の通り道です。
肺がご機嫌であれば、空気の通り道の気道も調子がよくてニオイも良く分かります。
ところが、肺が病気になると鼻にも異変が現れます。
鼻水も変化します。
鼻が乾燥して鼻水が見られないときは、肺も乾燥していると考えられます。
無色の薄い鼻水が出るときは、肺が冷えていてうまく機能していない事が考えられます。
黄色く粘い鼻汁が出るときは、肺に熱がこもっていてうまく機能していない事が考えられます。
このように、鼻水の状態でカラダの中の色々な状態がわかるのですね。
例えば、花粉症によく使われる小青竜湯という漢方薬があります。
小青竜湯は、肺が冷えていて、透明な薄い鼻水がタラタラと流れるときに効果的です。
黄色く粘っているような鼻汁には、効果がありません。
「花粉症=小青竜湯」ではありませんので、ご注意下さい!!
花粉症では、カラダの冷えや余分な水分も良くありません。
甘い物の食べ過ぎもご注意下さい(苦笑)