おならとは
“腸を通して腸のガスを排出する反射”
だそうです。
今日は午前中に2件、「おならが多くて困っている」という相談がありました。
お二人とも70歳を越えた女性です。
先日は、男性で旅行に行く前には腸内のガスを減らす薬を処方してもらう方も来られました。
男性も、さすがに他人様の中では、恥ずかしいですよね。
おならを放屁、失気などともいいます。
多くは消化不良、または内臓の気の巡りが悪いことで起こると中医学では考えています。
放屁すると楽になるときは、治療する必要は無いと書物には書かれています。
しかし、頻繁に放屁したり、出そうで出ず、腹が張るときは気の流れを改善する薬を使って治療します。
おならと同様に、あまり他人様の前でしたくないのがゲップ。
おならは、下に出ますが、ゲップは上に出ます。
おならは、腸の症状で、ゲップは胃の症状と考えています。
今日の方はとても詳しく、おならの様子や困るシュチュエーションを話されました。
本当に困っているなぁと思いました。
この方には、消化を助ける薬草が原料のサプリメントをお渡ししてみました。
これで、ダメなら気の流れを良くするお薬をおすすめしようと思います。
でも、あれほど細かく出やすい時間などを話されるのは、かなり几帳面で気にされるタイプなんだろうなぁと思います。
気の巡りを改善するお薬も必要かもしれませんね。