おはようございます。
柿の木薬局店長のフジマキです。
岡山は今日も雨が続いています。
早起き次男は、今朝もバナナとカステラを平らげました(^.^;
でも、熱があるみたいです・・・園はお休みですね。
さて、2日続けて耳の中の有毛細胞の損傷が原因で起こる、耳鳴りや難聴について書きました。
今日は、それ以外の耳鳴りについて紹介しますね。
以前、「血液の流れる音が聞こえる」という相談を受けたことがあります。
その時は、全くアドバイスすることができなかったのですが、最近、読んだ本にこのようなことが記されていましたので紹介します。
「中年期以降に多発するのは、頭内の血液の流れの音を聞くことである。
動脈硬化が起こり、硬い血管の中をドロドロの血液がやっとの事で流れる。
その音を聞くのである。
・・・中略・・・
動脈血は、常に心臓からの圧力により強く押し上げられて来るから、本来わずかに離れている器官が少し押されることで接触してしまう。
すると伝わらないはずの刺激が伝わる。
これが持続して耳鳴りという症状に変化していくと思われる。
すなわち、スムーズに流れれば、そこはまた離れて刺激が伝わらなくなる。」
スムーズに血液が流れるようになれば、このタイプの耳鳴りは改善すると言うことです。
昨日までの有毛細胞が関係した耳鳴りと、今日の脳内の血管が関係した耳鳴り。
この二つ、全く別じゃないですが、違うアプローチが必要になると思います。
耳鳴りも色々な原因があります。
ご遠慮無く、ご相談下さいませ。
参考:継承漢方による匙加減 吉岡孝磨 著