皮膚の外からのケアの大切さの次は、内側からのケアについて書きたいと思います。
現代医学で乾燥肌に処方されるのは、
○保湿剤や痒みを軽減する外用薬
○ビタミンAが入った外用薬や内服薬
○痒みを軽減する飲み薬
なかなか、乾燥しやすい体質を改善するようなお薬はないように思います。
漢方では、乾燥肌などのドライシンドロームを考えてみると、陰虚（いんきょ）という状態と考える事が出来ます。
陰虚とは、陰液が不足している状態です。
陰液はからだを構成している液状の成分（血液も含まれます）です。
陰液は生命活動を維持するのに必要不可欠な物です。
そして、陰液はからだの様々な部分を潤したり、栄養を補給したりするだけでなく、精神的には落ち着かせる働きもあります。
イライラしたり、ドキドキしたりしたときに、
「ま、水でも飲んで落ち着きなさい」というあれです。
陰液はカラダだけでなく心にも潤いをあたえるのです。
陰虚になる原因
○生まれつき陰液が不足している
○陰液を補充するのが不十分
○精神的なストレスが多くて、陰液を消耗している
○慢性的な病気があって、陰液を消耗している
○熱が続いていて、陰液を消耗している
陰虚の症状
乾燥肌などのドライシンドロームの症状
痩せている
コロコロ便
便秘
空咳
ドキドキして眠れない
手足がほてる
午後になると微熱が出る
など
乾いた物でイメージしたら、干物？
でも、これはこれで美味い！！
旨みが凝縮されてる
人間も同じか？
続きはまた次回に
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