今日は、昨日から両親が入院中の病室で2時間ほど過ごしました。
夕食が終わるまで、親子三人で病室にいました。
①楽しみは食事?
母:「今何時?夕食はどうしたらいい?どこかで買ってくる?」
ボク:「入院しているから、持って来てくれるよ」
1分もしないうちに、同じ質問を繰り返すのは当たり前・・・
そのうち食事が出てくると
母:「あんたの分も頼んどけば良かったね」
ボク:「ありがとう~」
② 病院だったらお風呂も家事も大好きになる?
母:「コレ何?」
入院患者さんの手首につけられるネームタグが気になる様子です。
ボク:「お母さんのことをみんな知らないから、つけといて」
母:「お風呂入ったり、洗い物する時に困るが」
家では入浴もしない母が、病院では入浴するんです。不思議です・・・
③ デザートを食べたのは誰?
食事が無いボクに気を使ったのか
母:「(デザートの苺を差し出して)これたべられ~」
ボク:「(一度は断ったけどめんどくさくなって)ありがとう~」
ボクが苺を食べました。
しばらくして、父が母に
父:「あんた、苺たべられ~」
母:「私はもう食べた、ほら、ここに食べたあとがあるでしょ!!」と父に怒る
ボク:「(仕方なく)ボクがもらっとくわ・・・」とまた苺を食べる・・・
④ お愛想なしで、ごめん
部屋に準夜勤の担当者が挨拶に来られました。その看護師さんに
母:「ありがとうございました。お世話になりました。何もお愛想なしで、ごめんなさい。お茶もお出ししなくて・・・」
ボクは、以前、友人から「あなたの財産は(人の良い)ご両親だ」と言われたことがあります。
今日の2時間でそれを再認識しつつ、また、いろんな変化球を投げなければと再認識もしたのであります。
しかし、何度も何度もナースコールを押さざるえない状況のボク達に、丁寧に優しく接してくださる看護師の皆さんには頭が下がります。
ホントにすごいね。ありがとうございます。
でも、これから認知症の高齢者が入院することがますます増えると思います。
どうなるんだろうと思います。
ボクはたった2時間一緒にいただけですが・・・
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