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【認知症】お医者さんでも、認知症って分からない?

今日は町内会の役員決めのくじ引きという一大イベント(?)を3軒お隣の駐車場でやりました。

その段取りをボクとお隣さんでアンケートをしたり、くじびきの日時を決めてお知らせをして回ったりしました。

うちの組は12世帯で、町内全体でも50世帯ほどの町内会です。

12世帯のうち、80歳以上の世帯が4世帯と結構高齢化が進んだ町内です。

学校に通う子供がいる世帯は全体で4-5世帯しかいないっていう感じです。

そんな高齢化の進んでいる町内に住む、我が家に起こった、最近の事件?を紹介します。

ハワイの公務員
久しぶりにアロハを着てみたら、妻に「ハワイの公務員みたい」っていわれたボクです

父親は近所の眼科に通っています。

その眼科で、白内障の手術をするというプリントを持って帰っていました。
父は、こちらからいろいろ言うとかえって混乱してしまうようなので、あえて私からは口出ししないでいました。

すると手術説明日の2日ほど前に、不安一杯の顔をした母親からSOSがありました。

父:よう、分からんのじゃ。

母:手術の説明、お父さんと行ってくれん?

ボク:今更、白内障の手術する意味があるん?手術したあとも目薬を沢山ささんといけんし、できるん?メガネも作りなおさんといけんよ。

父:(自信なさそうに)何で手術する事になったんか、分からんのじゃ・・・

この話の後、手術の説明予定のプリントに赤字で「この件はボクが断りの連絡をします」と書いてカレンダーの横に貼っておきました。

でも、その後、何度も何度も同じ事で母親が訪ねてきました。

カレンダーには、眼科受診やら手術の予定日が記入されていました。

このカレンダーの予定と説明のプリントの件が、なかなか一緒だと理解出来ないようでした。

早くカレンダーの予定も黒く塗りつぶしておけば良かったと反省です。

結局、眼科の先生、ウチの父が認知症である事に気づいていないようです。
ちょっと見た目には分からないのも認知症の困るところですね。
家族が困るのは、ぱっと見では周囲のヒトに認知症と分からない事だと思います。

こんな事があると、一箇所の病院で内科も外科も眼科も歯科も済めば、いちいち家族が付いていく手間も減るし、父の病気を事もすべての科の医師にわかってもらえるから楽だなぁと思っちゃいます。

さらに、入院しなくちゃ行けないことがあっても、楽ですよね

そうなると今の厚労省のすすめる方向とは逆なのですが、一か所の総合病院で全部済むって、やっぱり楽だよなぁと思う家族なのです。

さらには、総合病院と老人ホームが一緒だったりするともっと楽かなぁと思ったりです。

在宅在宅と叫ばれる昨今ですが、認知症患者の家族はこんな事を思っています。

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