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庭先で見かけることのある枇杷も漢方薬に使われてます

今日も梅雨の晴れ間で気持ちイイ朝ですね

街中や庭先で枇杷の実がなっているのを見かけませんか?

枇杷

この枇杷、実ではなくて葉を漢方薬に使います。

現在の枇杷は、中国の四川省や湖北省が原産と言われています。

枇杷の葉は裏に細かい毛が生えています。
この毛を除いて乾燥させた物を使います。
せきを鎮めたり、嘔吐を鎮めたりする効果があります。

江戸時代の京都では、暑気払いに枇杷葉湯という煎じ薬が街中で売られていたといいます。

現在では、辛夷清肺湯という蓄膿症に効く漢方薬に使われています。

また、入浴剤として用いると皮膚炎やあせもにも効果があると言われています。

今年のアセモ対策の入浴剤は、枇杷葉を使ってみてもいいかなぁとこのブログを書きながら思っています。

桃の葉もそうですが、美味しい部分は食べて、残りの部分をクスリに使うってすごくエコですよね。

でも、枇杷の種には、アミグダリンという有毒成分が含まれているので注意して下さい。

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