今年も残り1ヶ月半、木々は色付き落ち葉の季節ですね。
今年は10月になっても暑い日が続きました。
気温が高かったので秋という感じがあまりしませんでしたが、最近は気温も下がり秋らしくなりました。
秋は収穫の季節
秋は収穫の季節、新米は今年も美味しいです。
気のせいかもしれませんが、新米は炊き上がったときの輝きが違います。
それを見るだけでも、美味しいと思ってしまいます。
このお米ですが、漢方薬の材料になっているのはご存じですか?
漢方薬に使うのはうるち米の玄米です。
これを「粳米(こうべい)」と呼びます。
余談ですが、「うるちまい」と入力して変換すると「粳米」になります(^^ゞ
粳米は薬膳的に胃腸を整え、元気をつけ、口の渇きや下痢に効果があると言われています。
粳米は空咳の出るときによく使われる「麦門冬湯(ばくもんどうとう)」という漢方薬に使われています。
玄米には生命力がある
私たちが普段食べているのは精米した白米です。
白米は玄米から胚芽やぬかを取り除いています。
白くてきれいですが、栄養的には玄米に劣ります。
「日本人のための食生活 これを食べれば医者はいらない」(若杉 友子著)では以下のように書いてありました。
”白米と玄米を水につけておいたら、白米はふやけてしまうのに玄米は発芽します。発芽するということは生命力があるということです。”
生命料のある玄米はお薬にもなるのが分かる一文だと思います。
新米の美味しい季節です。
たまには玄米のままたべてはどうでしょうか?
ただし、胃腸が元々弱い方や、胃腸が疲れているときは負担がかかるのでお勧めしません。