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「情報が多すぎる春、脳を休めましょう」

桜がきれいです

桜も咲いて、散って、全身で春の訪れを感じるようになりました。

久しぶりにお花見をされた方も多いのかなと思ったりです。

天候は不安定で風も強いのが春の特徴です。

新年度が始まって環境の変化も多いと思います。

物価高やウクライナの戦争、いろいろ心配な事も多いですね。

スマホがあるとついつい調べ物してしまいます。

情報過多の現代人、目も脳もお疲れです

ヒトは情報の97%を視覚から得ているそうです。

細かい話をすると、網膜に映った映像を光を感じる細胞が電気信号に変えて、それを脳に伝えています。

大袈裟に表現すると、網膜に光が届いている状態では火傷をしているような状態なので、その熱を瞬時に冷やして火傷しないようにしています。

その役割をしているのが血と考えられています。ですから、目を使うと血が消耗するという漢方の考え方は正しいのですね。

後に書いていますが、情報を処理する脳だけでなく、画像を受け取る網膜もオーバーヒートしています。

冷却する血も不足しやすくなっています。

次に、見た情報を処理するのは脳です。

現代人は江戸時代のヒトの一年分の情報を一日で得ているそうです。

得ているというより浴びているそうです。

たった100年ちょっとでそんな量の情報を処理できるように脳が進化する訳ないので、脳には大変な負担がかかっているのです。

毎日、脳はオーバーヒートしていると思います。

情報の断捨離も必要

脳を休めるにはどうすればいいのか?

多すぎる情報を断捨離するのも良いと思います。

断捨離は、不要なモノを断ち、捨て、モノへの執着から離れることで、「もったいない」という固定観念にとらわれた心を解放して身軽で快適な生活と人生を手に入れようという思想です。

ヨーガの修行法が元になっているそうです。

モノの片付けだけではないのですね。

情報を断捨離するには、TV見るのをやめたり、新聞やめたりしてもいいのではと個人的には思います。

良い睡眠で脳を休めよう

とは言っても、なかなか現状を変えられないですよね。

いい睡眠をとって、嫌な記憶を消すのはどうですか?

睡眠時間は記憶を整理したり、定着させたりする時間なのです。

寝ている間は体のメンテナンスと脳・気持ちのメンテナンスをする時間なのです。

漢方では午後11時から午前3時までぐっすりと寝ることが大切と考えています。で

きるだけ早く寝て、体とメンタルを回復させましょう。

漢方では23時から3時頃までぐっすり寝ることで、肝に血液が戻ってくると考えています。

春に乱れやすい自律神経も漢方では肝と関係深いと考えています。

気温差、気圧の変化、社会環境の変化でストレスを感じやすい春です。

睡眠にも気をつけて、肝の疲労を予防するようにしましょう。

春はぎっくり腰、寝違いなど様々な痛みが起こりやすい季節です。

これも漢方では春は「肝」に負担がかかるためと考えています。

肝は自律神経との関係だけでなく、目や筋膜や筋、爪とも関係が深い臓腑です。

  • PCやスマホを見て目をよく使う
  • ぎっくり腰、五十肩など肩の痛み
  • 爪がもろい

などの症状がある場合、肝のケアをしてみるのもいいかもしれません。

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