Blogs

春の養生の誤解?

春は肝に負担がかかる季節と言われます。

だから、肝を助ける味と言われる酸味を摂るように説明されることも多いです。

でも、春は酸味に偏った食生活で良いのでしょうか?

肝は木、脾は土

肝は自然界では木に例えられます。

春は陽気を浴びて、植物が芽を出し、木々は葉や枝をぐんぐんと生長させる季節です。

木の根元は土です。

木は根を通して土から栄養や水分を吸収しています。

春の気候は天候の変化が激しく、風も強いのが特徴です。

強い風に吹かれても、木が倒れないためには、土にしっかりと根を張っていることが大切です。

ヒトのカラダでも同じです。

肝が元気に働くためには、土である脾(胃腸)が元気であることが必要です。

ですから、肝を助ける酸味だけでなく、脾を助ける天然の甘味のある食材も食べることが大切です。

脾(胃腸)を元気に保つことと、肝を助けることはセットで考えてくださいね。

Facebook
Twitter