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春なので肝の養生を紹介します

今日は毎年春先に膀胱炎みたいになって、GW前まで調子が悪いという患者さん。
めまいの患者さんは3人ほど来られました。

気温の上下動が多かったり、風が吹いたり、環境の変化も激しい季節なので、多くの方が体調を崩しやすいようです。

春の時期は積極的に「肝(かん)」の養生を心がけて、ストレスを上手に発散させてこころのトラブルを防ぎましょう。

「肝(かん)」は全身に「気」・「血」・「津液(しんえき:潤い)」を滞りなく巡らせる働きと、巡らせる量を適切に調整する働きがあります。この働きのおかげで、感情を伸びやかに保つことができたり、全身に栄養分である「血」や「津液」が行き渡り、体が健康に保たれるのです。

肝(かん)の養生法
☆ 食の養生
1) 肝の働きを整える
  かつお、しじみ、あわび、あさり、わかめ、竹の子、うど、クレソン、わらび、ごぼうなど
2) 香りでストレスを発散
そば、みかんの皮、みつば、みょうが、大葉、春菊、ミント茶、ジャスミン茶など
3) 肝の血を養う
レバー、ごま、ひじき、うなぎ、ブルーベリー、なつめ、クコの実など
4) 春に上昇しやすい、肝の気の上昇を抑える
酢の物、いちご、レモン、梅干し

☆ 生活習慣での養生
なんとなく憂うつ、イライラする、そんな気持ちを感じ始めたら、それは小さなこころの不調のサインです。ストレスだからとあきらめず、食事や生活習慣を見直してこまめな改善をこころがけましょう。のんびりと日々を過ごすようにして、いつも明るい気持ちでいられるようにこころがけることが大切です。

キビナゴ
きびなごが居酒屋のメニューにのると春だと思います


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