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カゼでも、いろいろございます

岡山市でも寒い日が続いています。週末にはセンター試験があるようですね。
受験シーズン本番といった感じでしょうか。

こんなに過酷な季節に、重大な関門が設けられているのは、いかがなもんでしょうか?
といって、いつだったら心地よいのか?
どの季節でも、それなりに病気になる原因は潜んでいますよね。

冬は何といっても寒さが病気の原因の一つになります。
中医学では、人体に悪影響を及ぼす寒さの事を「寒邪(かんじゃ)」と言います。

寒邪以外にも、人体に悪さをする外邪(気候変化)があります。
春は春一番という言葉もあるように、風が吹きやすい季節です。春は風邪(ふうじゃ)。
梅雨の季節は湿気が高く、ジメジメした気候で体調を崩しやすいですよね。こんな湿気を湿邪(しつじゃ)。
夏の高い気温とジメジメした湿気を暑邪(しょじゃ)。
秋のカラカラに乾燥した状態を燥邪(そうじゃ)と呼びます。

普通は人体に無害な気候状態も、度が過ぎると人体に悪影響を及ぼす外邪になります。
昨年の夏は異常に気温の高い日が続きましたよね。ですから、暑邪の影響をいつも以上に受けたからだには、熱がこもっていて、カラカラに乾燥していたと思います。秋はとほとんどなくて、いきなり寒くなってしまいました。

そんな干からびたような状態で、カゼをひいてしまったら・・・
熱を抑える潤い(水分)が少ない、良く乾いた薪のような感じですので、すぐに火がつきます(熱が出ます)。そして、炭のようになって、火が残った状態が続きます(微熱が続く)。乾いた咳も続きます。こんなカゼでは、水分を補いながら、炎症を抑えることが必要です。そんな治療は、漢方薬がお得意です。

五大北天まんじゅう
今夜は満月の前日ですが、きれいなお月様が出ていました。
昨日、スタッフからいただいたおまんじゅうを思い出しました。
おいしいですよね、このおまんじゅう~



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