酸梅湯(サンメイタン)作りました。
酸梅湯は夏の養生法でよく出てくる飲み物です。
体を潤し、胃腸の働きを良くする、汗を抑えるなどの効果があります。
日本でも中国製の粉末や濃縮液の商品が入手できるようですが、今回は生薬を集めて作ってみました。
【材料】
烏梅(うばい):梅の未熟果実の蒸し焼き
山査子(さんざし):バラ科サンザシの果実
陳皮(ちんぴ):みかんの皮
甘草(かんぞう):マメ科カンゾウの根
大棗(たいそう):なつめの実
砂糖(氷砂糖が良いようですが、今回は黒糖を使いました)
【作り方】
材料を適当な量の水に入れて、沸騰させます。(今回は水3リットル)
その後、火を弱めて20分ほど煎じました。
火を止めて、黒糖を適当に加えて溶かし、放置して冷やしてから漉しました。
【出来上がり】
こんな色です。
味は砂糖が少なかったのか甘み控えめで、よく冷やすと燻製の味も気にならず、梅の酸味が爽やかなように思いました。
私は苦もなく飲めたのですが、家族は・・・
「漢方薬じゃん」と言ってました。
「梅風味の甘酸っぱくて懐かしい味」とはいかなかったようです。
とは言え、体を潤し、胃腸の働きを良くする、汗を抑えるなど夏バテにはもってこいの飲み物です。
サンメイタン作るのはどうもという方、飲む点滴「麦味参顆粒」がおすすめです。
節電の夏、一度、お試し下さい。